2023年にアニメ化が決まっている「僕の心のヤバいやつ」、通称僕ヤバ。アニメのキャストなど様々な情報が解禁されてはじめています。
さて、僕ヤバには、いくつか考察が必要な箇所、市川の不可解過ぎる行動があります。ここでは、僕ヤバの第一巻の考察をまとめて解説していきます。
これで、市川が山田を嫌っていた理由、市川が山田への好意をいつ自覚したのか、というのが分かるかもです!
【僕ヤバ】第一巻の考察まとめ
僕ヤバの第一巻の考察をしていきます。考察する内容は、以下の6つになります。それぞれの状況、考察について、解説していきます。
他にも解説が欲しいと事があれば、Twitterか何かで教えてくださいな。
考察① 市川が山田を嫌っていた理由
状況:市川が山田を嫌っている
話数:Karte1「僕は奪われた」
Karte1「僕は奪われた」にて、市川は山田をひどく嫌っています。〇したいほど恨みを持っています。なぜここまで、市川は、山田を嫌うのでしょうか。
理由は、大きく2つです。劣等感と諦観です。
理由の1つ目の劣等感について。
まず市川は、山田に見下されていると感じています。実際「そうやって底辺を見下していることを絶対に後悔させてやる」と心情で語っています。
ですので、スクールカースト頂点の山田とボッチで底辺の自分を比べ、劣っていると感じているのです。その劣等感から山田を嫌っているのでしょう。
理由2つ目の諦観について。
次に市川は、山田が好きなんです。好きなのに意地悪しちゃうみたいな感情を持っています、市川自身に自覚はありませんが。
しかしスクールカースト頂点である山田を愛しても結ばれる可能性は、低い。だから山田を嫌うことで自分の恋を諦めているのです。
実際、市川は手に入らないものを嫌うことで、諦める、という考えをすることがあります。
考察② 図書館で山田は、何を言っていたのか。
状況:図書館で山田がご飯を食べている
話数:Karte1「僕は奪われた」
同じくKarte1で山田が図書館でご飯を食べているとき。「ファフェフォッいファフォッへ」という発言をしています。そして市川は、「あ……ハイ……、そっ…すね…」と返事をして、山田は「よかったぁ」と安堵しています。
山田は、最初に何と言っていたのでしょうか。恐らく「誰にも言わないでね」と発言したのでしょう。
状況を整理してみましょう。
市川は、初めて山田が図書館でご飯を食べているところを目撃しています。そして図書館での飲食は、禁止だと山田自身は、知っています。同様に市川も知っていると山田は、判断しています。
そこで、山田が図書館でご飯を食べていると先生に告げ口されたら、山田は困ります。
このように考えると「誰にも言わないでね」と市川に秘密を共有していた、と考えると辻褄が合います。実際に「誰にも言わないでね」をもごもごして言うと「ファフェフォッいファフォッへ」っぽくなります。
考察③ 市川が自転車を投げてまでナンパ先輩を止めた理由
状況:山田と南条先輩が登校中に連絡先を交換しようとしている。市川は、自転車を投げて阻止する
話数:Karte6「僕は嫌だ」
Karte6「僕は嫌だ」にて、南条先輩、通称ナンパ先輩が山田の連絡先を交換している場面。市川は、自分の自転車を投げてまで、ナンパ先輩を止めています。
なぜ、そこまでして山田とナンパ先輩の連絡先の交換を止めたのでしょうか。
これは、市川が山田が誰かと連絡を交換するのが嫌、でもそれを言葉で止められない。だから自転車を投げて阻止したのでしょう。
第一巻では、市川の行動と気持ちがバラバラなので、頭のおかしいことをしてしまうのでしょう。
自転車を山田側に向けで投げているところを見ると、山田への憎悪と愛の複雑さが伺えますね。
考察④ 市川が死を肯定した理由
状況:文化祭の準備で市川と原さんがお墓の絵を描いている。そこでお墓の名前に「山田」という苗字が…
話数:Karte10「僕は死んだ」
Karte10「僕は死んだ」で市川は、お墓の絵に「山田」と書いたということで批判を受けます。しかしお墓に書いた「山田」という文字は、原さんという別の生徒が書いています。
だというのに市川は「”死”は…”救い”…なんだよ……」と頭のおかしい発言をしています。
この意味不明な発言の正体は、自己犠牲にあります。
市川が「原さんが書いた」と発言をしてしまうと、女子の関係がギスギスしてしまいます。「原さん、山田さんのこと嫌いなの?」という誤解を招いてしまうのです。
そこで市川は、「お墓に山田を書いた事件」を穏便に済ませるために死を肯定して、誰のせいにもならないようにしたのです。ただこの発言で市川は、変な奴だという認識をされてしまいます。
考察⑤ 市川が怪我した山田を追いかけた理由
状況:山田がバスケットボールを鼻にぶつけ、怪我をする。市川が保健室に行った山田を追いかける
話数:Karte14「僕は何もできない」
Karte14「僕は何もできない」で山田は、よそ見をしていて、バスケボールを鼻にぶつけて怪我をします。この怪我の理由は、実は、市川を見ていたからだと考察できます。
山田は、市川の方を見てバスケットボールを鼻にぶつけた後、市川は、「目が合ったような…」と心情で語っています。そして山田は、鼻から出血します。
市川は、このとき何故か、保健室に向かった山田を追いかけます。怪我の心配だけで山田を追いかけるでしょうか。おそらく市川は、「僕と目が合ったせいで怪我をしたのではないか。」と責任と罪悪感をもったのではないでしょうか。
その罪悪感、責任感で、山田を追いかけ、様子を見に行ったのではないでしょうか。
考察⑥ 市川が涙を流したわけ
- 状況:鼻を抑えながら、母親と電話している山田をみて、市川は涙を流す。
- 話数:Karte14「僕は何もできない」
Karte14「僕は何もできない」で、市川は、怪我をした山田を追いかけ、保健室まで行きます。そこで、山田は、母親と電話しており、仕事ができないことを謝罪しながら涙を流します。それを聴いていた市川も涙を流します。
山田は、罪悪感や不安、悲しさなどから涙を流したと思われますが、市川も涙を流す理由は何でしょうか。
それは、好きな人を想ったからです。好きな人を想い、涙を流したのです。実際、涙を流した後、市川は、「僕は山田が好きなんだ」と好意を自覚しています。
そして第六巻でも市川は、好きな人を想って涙を流すことを理解しています。
したがって市川は、好きな人を想って涙を流したと考察されます。
補足 市川が山田への好意を自覚したわけ
好きな人を想って、涙を流したことで、山田への好意を自覚した市川。しかしなぜ好きな人を想って涙を流したのでしょうか。
それは、ツインソウル、というものです。要は、運命ってことです。
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考察⑦ 山田は、ティッシュの持ち主に気が付いていたのか
状況:図書館におかれた「ご自由にどうぞ」と書かれたティッシュを山田が使用している
話数:Karte15「僕は抱きしめたい」
最後にKarte15「僕は抱きしめたい」で市川は、図書館に大量のティッシュを設置して、山田にティッシュを分けます。
山田は、このティッシュの持ち主に気が付いていたのでしょうか。おそらく、気づいているでしょう。ティッシュを設置したのは、市川だと。
Karte15の終わりに山田は、ティッシュの裏を見てニコニコしている描写があります。加えて、この先も山田は、「ご自由にどうぞ」と書かれたティッシュを持っています。
この事実から山田は、ティッシュの持ち主に気が付いていたと考えるのが妥当でしょう。この辺りから山田は、市川に惹かれ始めているのでしょうね。
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まとめ
僕ヤバ第一巻の考察をしていきました。もし第一巻で聞きたいこと、分からないことがあれば、コメントやTwitterで教えてくださいな。
第二巻の考察まとめも執筆中ですので、お楽しみに~。
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