第三巻の考察に続き、第四巻の考察をしていきます。一巻ずつ考察をしていくと、山田と市川の関係が徐々に変わっていくのが分かりますね。
今回は、山田と市川の関係にどんな変化があるのでしょうか。
僕ヤバ第四巻も色々と変化が見えてきます。
【僕ヤバ】第四巻の考察まとめ
第四巻の考察は、割と考察できる箇所が少ないですが。中身は、濃いものばかりです。特に最後の市川の成長は、本当に感動的なので、最後だけでいいので見てみていただきたいです!
今回考察する内容は、この4つになります! 山田が可愛いものから、市川の黒歴史、市川の成長まで様々な描写があります。
山田にとっては初デートだが…
- 状況:クリスマスイブに市川と山田は、渋谷に出かけることになった
- 話数:Karte45「僕は待ち合わせをした」
市川は、山田から漫画を借りる、という口実で山田と渋谷で待ち合わせることに。2人は、カフェの列に並んでいると山田が「初デートは、テーマパークがNG。。待ち時間が気まずいから」という話をしました。
しかし山田は、「全然そんなことない」、つまり待ち時間が気まずくない!と発言しました。
ここ山田は、初デートだと認識しているのに、市川はただのお出かけだと思っているんですよね。だから山田は、初デートの話をしているのに市川は、ポカンとしたのです。
山田は、自分だけがデートだと勘違いしてて、恥ずかしかったのです。山田、可愛い~。以上。
可愛いと言ってもらいたい山田
ここの初デートのとき、市川が「可愛い」という言葉を使うことを知り、山田は、市川に「可愛い」と言ってもらいたくて服屋さんでコディネートしてみますが。市川は、「可愛い」と一向に言いません。
山田が市川に可愛いと言わせようと頑張る姿、本当にいじらしかったです。
そして市川は、「可愛い」という言葉をホワイトデーのとき、原さんに「可愛い」と言ったところを山田に見られてしまうんですよね。しかも山田に向けた言葉なのに、原さんに「可愛い」と言ったって山田に勘違いされて…。僕は、悲しいよぉ。
自分よりも身長の高い人が好き
山田は、何だかんだで自分より身長の高い男性に憧れを抱いています。第46話の冒頭で、市川が山田の前に行こうとすると、山田は阻止します。
山田は、自分の目線よりも市川の目線の方が高くて、嬉しくなったのでしょう。
山田も少女漫画のような恋に憧れを抱いているのかもしれませんね。あと、市川が山田の前に来るのを阻止する際に「ヤダヤダやだ」と駄々をこねる山田がめっちゃ可愛いかった…。
市川が林間学校に行ってない理由とは
- 状況:山田が市川の家に来て、市川の卒業アルバムを見ている。
- 話数:Karte55「僕は開示された」
第55話で山田は市川の家に来ることになります。そこで、市川の卒業アルバムを観るのですが。山田が「林間学校のは?」と聞くと、お姉さんが「いってないよね」と言い、市川は「もういいだろっ」と語気を荒げます。
どうして市川は、林間学校に行ってないのでしょうか。これは最後の考察にも繋がるので、少し詳しく解説します。
市川は、中学校に馴染めなかった子なのです。だから嘘をついて林間学校に行かなかったんです。中学生になり、市川は、自分の趣味を馴染めない言い訳に使っていますが。
中学受験に自分だけが失敗したという劣等感と新しい環境に慣れなくて、一人ぼっちになってしまっただけです。小学生の時の仲の良い人が中学におらず、馴染めなかっただけなのです。
加えて、人と関わるのが苦手というのと、他者からの評価を過剰に気にするからでしょう。実際市川は、他人の目を常に気にして、山田との接触を避けることがあります。
したがって市川が林間学校に行かなかったのは、学校に馴染めなかったから。本質的な理由は、友人を新しく作れなかったことです。
お姉さんの機転
- 状況:山田が市川の家に来て、おみやげがお揃いということに気付く
- 話数:Karte55「僕は開示された」
市川は、以前秋田のお土産で山田とお揃いの犬のキーホルダーを買います。ここで市川は、「お姉さんとお揃い」という体で購入し、山田に渡しました。
時間は、経ち、正月に市川の家に山田が来ることになりました。この時、市川は、自分の姉と山田の持っているキーホルダーが同じであることを隠そうとします。
そして最終的に山田は、京太郎とキーホルダーがお揃いということに気が付きます。お姉さんの持っていたはずのキーホルダーがいつの間にか市川の手元にあったからです…。
この姉さんの機転‼ カッコ良すぎませんか!
市川のお姉さんは、山田のキーホルダーに気付いて、市川の横にそっと置いていたんです、多分。ここのお姉さんがカッコよかった、という考察です。以上。
市川が学校に来れたわけ
- 状況:市川は、登校中の校舎裏で山田に自分語りをする
- 話数:Karte57「僕は僕を知ってほしい」
第57話で市川は、校舎裏で秋田けんじろうを山田に付けてもらいます。その際、荷物を落とし、自分の趣味を知られたことを思い出し、自分語りを始めます。
なぜ自分自身、市川は、学校に来れるようになったのか。中学1年生のときは、しょっちゅう休んでいたのに。
市川は、「山田のおかげ」的なことを言おうとしたところ、山田が、市川の言葉を遮り「誰のおかげでもない」と言います。
市川は、学校に馴染めない理由を自分の異質な趣味のせいにすることで、学校に来れるようになりました。馴染めないのは、仕方ないと自分に言い訳してたのです。しかし今は、山田がいるおかげで学校に来れている。
だからありがとう。って山田に言いたかったのです。山田のおかげで学校が嫌いじゃなくなった。ありがとうって市川は山田に言いたかったのです。山田に落としてもらったものを拾われ、それに気付いたのです。
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まとめ
第四巻の考察をしてみると、市川と山田の温度差が結構ハッキリ出てきますね。山田は、デートの気分なのに市川は、お出かけレベル。
また市川が人間として成長している描写もありました。第五巻は、どうなるのでしょうね。
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