2023年3月15日に発売された「僕の心のヤバいやつ」第8巻。何だか不穏な噂を聞き、なかなか手が出ませんでした。しかし4月から僕ヤバのアニメも始まり、買うか!と決死の購入。
そして読んでみると…。
「これは、考察をするしかない」
ここでは、「僕の心のヤバいやつ」第8巻の考察をしていきます。第8巻は、もう色々ヤバいやつです‼結構ネタバレを含んでいるので、まだ読んでいない方は、是非原作を読んでからご覧くださいな!
そ・し・て、告白に関する考察は、こちらの記事で詳しく考察しています!気になる方は、どうぞ!
第8巻のあらすじ
クラス替えで山田と市川は、再び同じクラスになった。しかし他のメンバーは…。新クラスでは、他にも新しキャラが登場。
体育祭では、足立が2人の関係に気付き…。
修学旅行では、山田がなぜかつまらなそうで。市川は、山田に胸の内を明かす。
クラス替え、体育祭、修学旅行。大きく3つのイベントが盛り込まれた第8巻!
僕ヤバ8巻の考察まとめ
僕ヤバ第8巻の考察をまとめて解説していきます。クラス替え、体育祭に日常系の話まで、色々な事象を考察していきます。
足立と市川の漢気にも注目です。
みんな同じクラスになったわけ
- 状況:3年生のクラスで、全員同じクラスになっていた市川たち
- 話数:Karte100「僕の愛しき狭い世界」
3年生になった市川たちですが。山田、ちぃを含め、全員同じクラスになっています。作中にもあったように、先生方が気を遣ったからです。
要は、別々のクラスになったら問題が起こるのではないかと、先生たちは考え、同じにクラスにしたのです。市川自身は、勘づいていますが。孤立していた市川を山田は、ある意味救いました。
そこで、山田と別のクラスになったら、また元に戻ると先生は、危惧していたのですが。実際は、違ったわけですね。ここの市川の「気を遣われていたらやだなと思って」というセリフから、市川の成長が伺えます。
山田が居なくても、大丈夫だということが読み取れますね。
え?お前だれ?
- 状況:ウォレットチェーンを付けた市川は、ヤンキーに絡まれる
- 話数:Kart番外編2「宝物を世界に見せびらかす回」
市川は山田に貰ったウォレットチェーンを付けて出かけます。道中のコンビニで、不良っぽい女子に絡まれます。
ここで、出会ったギャルっぽい女の子は、吉田芹那です。山田のグループで一緒にいる女の子。私が山田の次に好きな女の子です。
番外編の最後のラインに「にゃあ」と書いてありました。これは、吉田の中学時代のあだ名になります。また容姿や口調からも吉田芹那ということが分かりますね。
ラインの内容、にゃあの「だから大丈夫だっていったろ」というセリフと、山田のバタ足から、山田は吉田にお願いしたのかもですね。山田が市川にあげたプレゼントをちゃんと利用しているのか、確認して欲しいって。
話が変わりますが。これ私、最初に読んだとき本当に誰か分からなくて、ガチで悩んだんですよ。なので、ちょっと解説しました。
あだ名がパンダ?
- 状況:安堂かんなのあだ名がなぜか、パンダ
- 話数:Karte101「僕は山田に近づきたい」
新クラスになり、安堂かんなの呼び方を「カンナ」にしようとした山田ですが。半沢さんが「カンナ」と呼んでいると聞き、呼び方を「パンダ」にします。
「カンナ」の次に急に「パンダ」と呼び始め、ガチで意味不ですが。恐らく安堂さんが黒いマスクを付けていることから、パンダを想像して「パンダ」と呼んだのでしょう。
文脈が無さ過ぎて、理解するのが難しかったですね(笑)。
しかし他の人とは、違う呼び方をしようとする山田の個性ともいうべき、性格。なんか、好き。
体育祭、市川の額の文字の意味
- 状況:体育祭の前に、山田は市川の額に文字を書く
- 話数:Karte105「僕は負けたくない」
体育祭の前に山田は、階段で市川を待ち伏せ、市川の額に文字を書きます。その後市川は、騎馬戦で騎馬から落ち、額の文字があらわになります。
その文字は、「きょう」。山田は、市川に「きょう」と書いていたのです。なぜ山田は「きょう」と市川の額に書いたのか。
山田は、ずっと市川のことを「きょう」と呼びたかったのに、呼べない日が続いています。そこで、山田はどうしても「きょう」と呼びたかったからです。だから額に「きょう」と書いたのです。
実際、体育祭の最後に山田は、「今日っ(きょう)、カッコよかった」と言っています。京太郎の「きょう」と今日を混ぜることで、いつもと違う呼び方に違和感を無くしているのでしょう。
騎馬戦で市川が足立を鼓舞したのは…
- 状況:足立と騎馬戦で戦う市川。しかし足立は、戦う前に負けを認め…
- 話数:Karte106「僕は負けている」
体育祭の種目、騎馬戦で市川と足立はタイマンをはります。しかしいざ、試合が始まると足立は、「みっともなく負けてぇんだ」と諦めています。そこで市川は、「本気でやれ!」と足立を鼓舞します。
鼓舞した理由は、大きく2つ考えられます。1つ目は、過去の自分と足立を重ねたから。2つ目は、足立の気持ちを汲んだからです。
1つ目の理由について。足立は、諦めています。もう手に入らないと、諦観しているわけです。それを見た市川は、昔の自分と重ね、諦めずに恥を恐れずに、戦えと足立を応援したのです。
2つ目の理由について。足立は、足立で本気で山田のことが好きでした。なのに好きな女の子、山田の前でみっともなく負けるのは、男として耐えがたいものです。そこで市川は、足立に恥をかかせないように、好きな子の前でカッコつけられるように、足立を鼓舞したのでしょう。
この辺の考察は、結構感情論、精神論なので、考察するのは野暮かもしれませんね。
そして最後に足立が市川の帽子を取り、「きょう」という文字を見て足立は、ああ、もう負けてたんだと。一方で市川は、騎馬戦で負けたんだと。2つの想いから「ちきしょう」と口を揃えて呟いたのでしょう。
まとめ
僕ヤバ第8巻は、クラス替え、体育祭に修学旅行と盛りだくさんでした。修学旅行、告白までの流れは、こちらの記事で考察しています。
市川と山田の告白。
僕ヤバ9巻、マジで楽しみ。これから市川と山田は、どうなっていくのでしょう。
僕ヤバの考察を見て、僕ヤバ第8巻を読みたくなった方へ。こちらの記事に「僕ヤバ」を出来るだけ安く買う方法を記載してあります。
「僕の心のヤバいやつ」をお得に買う方法
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