未アニメ化作品として初の殿堂入りを果たした名作ラブコメ「千歳くんはラムネ瓶の中」、略称:チラムネ。なぜアニメ化しないのか、理解できないレベルの面白さを誇る作品です。
この作品には魅力的なキャラが多く、とても楽しく読める物語になっています。しかし一方で、キャラが多くて、誰が誰なのか、よく理解できない、という方が居るでしょう。
ここでは、チラムネの各キャラを紹介していきます!重大なネタバレは、避けていますが。ネタバレをマジほんの少し含みます。
チラムネのキャラ一覧
チラムネのキャラは、大きくチーム千歳のメンバー、裏ヒロイン、主要モブから成り立っています。基本的に物語は、チーム千歳のメンバーで進行し、各エピソードにモブキャラが登場します。
また各巻に主人公以外に物語の主役になる人物がいます。
そして私が一番好きなのは、七瀬悠月です。異論は、もう全然OK。
男性キャラ | 女性キャラ |
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主人公:千歳朔 友人A:浅野海人 友人B:水篠和希 友人C:山崎健太 先生:岩波蔵之介(蔵セン) モブ:上村亜十夢、西野の父 | ヒロイン:柊夕湖 ヒロイン2:内田優愛 ヒロイン3:七瀬悠月 ヒロイン4:青海陽 裏ヒロイン:西野明日風 モブ:綾瀬なずな、東堂舞 |
主人公:千歳朔
チラムネの主人公、千歳朔(ちとせさく)。学校の裏掲示板で「ヤリチン糞野郎」と言われている。しかし超絶リア充で、チーム千歳のリーダー。
成績優秀で、スポーツ万能。中学時代には、全国レベルのバッターであった。しかし高校1年生の途中で野球部を辞めている。学校では委員長を務めており、教師の蔵センに気に入られている。
キザな性格であるが、少年のような笑顔と熱いハートを持っている。
面倒ごとを解決し、多くのヒロインから「ヒーロー」だと思われている。しかし本人は、別に何もしていないと考えている。
作者である裕夢さんは、「ルパン三世」や「冴羽獠」のような普段適当なのに、ここ一番の時は、カッコいい主人公、自分の美学をもったハードボイルドな男が好きらしく、それらの好みが複合したのが千歳朔の原型。
ヒロイン:柊夕湖
紹介動画は、ネタバレを一部含みます!注意です!
主人公千歳朔の正妻と呼ばれているヒロイン柊夕湖(ひいらぎゆうこ)。性格は、明るく真っすぐ。母親が20歳の時に夕湖を生んでおり、母親は姉のような存在。
テニス部所属で、おしゃれなど女の子らしいものが大好き。
第5巻のメインとなるキャラであり、どこまでも純粋な女の子。第5巻を最後まで読むと、本当に泣ける。
ヒロイン2:内田優愛
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高校に首席で入学した優等生内田優空(うちだゆあ)。当初は、メガネで地味な印象を受ける子だったが、努力してカーストトップまで登りつめた。
千歳朔の夕食をいつも作っている妻より妻している存在。料理や裁縫、家事は大体できる。第6巻のメインとなるキャラクター。
ヒロイン3:七瀬悠月
紹介動画は、ネタバレを一部含みます!注意です!
3人目のヒロイン七瀬悠月(ななせゆづき)。第2巻でメインとなったキャラで、中学時代のとある出来事をトラウマに思っていた。しかし朔にそのトラウマを払拭してもらった。
バスケ部で後に副キャプテンとなり、スリーポイントシューター。身長170㎝という驚異のスタイルを持ち、セクシー系の女の子。ガチで可愛い。
確実性を求め、自分から挑戦的なことを好まない。しかしそれも変わっていき…。
ヒロイン4:青海陽
紹介動画は、ネタバレを一部含みます!注意です!
4人目のヒロイン青海陽(あおみはる)。ヒロイン多すぎ。身長150㎝ほどで小柄だが、バスケ部で、のちにキャプテンとなる。スポーツ女子で、洒落っ気ゼロだが、おしゃれをしたときのギャップがヤバい。
第5巻のメインとなるキャラで、千歳のことをダーリンと呼ぶ。泥臭くて、汗臭くて、熱い男子が好き。
裏ヒロイン:西野明日風
紹介動画は、ネタバレを一部含みます!注意です!
朔の1つ上の先輩西野明日風(にしのあすか)。裏ヒロイン、いやただのヒロインかも。個人的に一番朔に近い人物だと思っている。
朔が野球をやめて、モノクロな世界を生きていた時、世界を変えてくれた存在。どのヒロインよりも朔にとって特別な先輩で、朔は、親しみと尊敬を混めて、明日姉と呼んでいる。
第5巻で明らかになるが、朔と明日姉には色々あるのだ…。是非第5巻を読んでみて欲しい。
友人A:浅野海人
2年生にして、男子バスケ部エースであり、バカだけど熱い系の男子。朔よりも身長が高い。嘘をつかず、真っ直ぐな心を持っている。他の人を気遣う優しい性格で、ヤンキーに絡まれた朔にいち早くかけつけている。
友人B:水篠和希
理知的なイケメンでサッカー部のエース。いつも澄ました顔をしているイケメンだが、本人は人並み以上に悩み考えている。
水篠の「本気で惚れても惚れてはもらえなかった」、個人的に名言過ぎて大好き。
正直、ヒロインとかに比べると、出番少ない(笑)。悲しい。
友人C:山崎健太
第1巻で引きこもりのオタクだった青年。蔵センから依頼された朔が健太を家から引っ張り出した。小太りだったが筋トレ、ランニングなどのトレーニングをしていたら本当に筋肉が付いてきた。
オタサーの姫のような存在であった女の子にひどいフラられ方をしたが、前を見て生きている。
ツッコミキャラで、朔のことを神呼ばわりしている。当初は、チーム千歳に馴染めないかと思われたが、すっかり馴染んでしまっている。
先生:岩波蔵之介
岩波蔵之介、通称蔵セン。
朔の担任の先生で、高校時代は素行が悪かった。下駄を履いており、隠れてはっぱをふかしていることが多い。高校生の蹴りくらいなら余裕でいなせるくらい、喧嘩に強い。
朔に面倒ごとを持ち掛け、手伝わせる。適当で放任主義だが、教えるのが上手く、生徒からの信頼も厚い。
各モブキャラ
最後に各モブキャラを簡単に紹介していきます。
上村亜十夢は、朔と同じクラスで、元野球部のピッチャー。中学時代、朔に三打数三安打一フォアボール(敬遠)2ホームラン5打点で負けた。最初は、マウント型リア充とか説明されて、普通に嫌な奴かと思っていたが。第4巻で朔のバッティングの練習に付き合っている姿は、ガチでカッコよかった。
綾瀬なずなは、亜十夢と一緒にいるギャルっぽい女の子で、朔推し。中学時代は、バスケをしていた。
西野の父は、高校の教師をしており、蔵センの担任の先生だった。厳格な性格ではあるが、娘想いの良い父親。
東堂舞は、バスケの名門、芦葉高校のキャプテン。青海陽がライバル視している女の子。第4巻では陽と1on1をして、その実力を認めた。朔のことが気になっている。
他にも平野、柳下先輩、成瀬智也などのモブキャラが存在します。ちゃんとモブとして、でも物語にスパイスを利かしている。重要なキャラクターです。
チラムネ 各キャラの相関図
各キャラの相関図を書いていきます。ヒロイン5人と千歳朔の関係についての図になります。一応原作の文章を元に作ってみましたが。巻が進むごとに関係は、変っていきます。
そして内田優愛についてですが。私、この記事を書いている段階でまだ6巻を読み終わってないのですよ…。なので、内田優愛と千歳朔の関係は、まだ書いていません。もし読み終わったら、というか最新刊まで読んだら、また更新します。

やはり、西野先輩が一歩リードしている感じですね。私も個人的に色々考察しているのですが、それはまた別の記事で。
またもしモブキャラや、チーム千歳の相関図を知りたいという方が居たら、教えてくださいな。喜んで描きたします。なんなら、言われなくても描くかも?
まとめ
「千歳くんはラムネ瓶のなか」のキャラクター、相関図を解説してみました。原作を読んでみると、それぞれのヒロインが朔に特別な想いを寄せていることが伺えますね。
本当にチラムネは、巻を重ねるごとにキャラクターの心の内が分っていき、変っていきます。そのためこの記事もあくまで参考程度に。
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