2023年3月にアニメ化が決定した作品、「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」、略称「ロシデレ」。長編タイトルは、もうダメだって…。
というわけで、「ロシデレ」の原作の評価、口コミ、感想をまとめていきます。各サイトでの評価は、どうなっているのでしょうか。
ロシデレは、アニメ化に値する作品なのか⁉
ロシデレとは。
ロシデレは、元々「小説家になろう」に投稿されていた作品です。短編だった作品を少し詳しく書いたのものが書籍化されています。
ちなみにヒロインの「アーリャ」は、Vtuberとして活動することが決定しているらしいです(笑)。アニメだけで十分だけどなぁ。新しい試みも嬉しいけど!
基本情報 | |
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名前 | 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(ロシデレ) |
作者 | 燦々SUN |
イラスト | ももこ |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | 角川スニーカー文庫 |
あらすじ
私立征嶺学園に通う久世政近(氷室政近)の隣には、アリサ・ミハイロヴナ・九条というロシア人ハーフの美女がいる。銀髪の髪で誰もが二度見するほどの美少女。
政近は、そんな彼女からいつも、ロシア語で小言を言われていた。なんと、彼女はロシア語でデレてくるのである!
二人しか分からないロシア語で秘密のイチャイチャ。ロシアJKとのデレラブコメ!
【ロシデレ】各書籍サービスでの評価まとめ
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」の評価を各書籍サービスで調査してみました。どのサイトでもマジで高評価でした。
※Amazon,hontoでは、第1巻のみの評価になります。また評価は、2023年4月のものです。
コミックシーモア
honto (21)
BookLive (67)
e-bookjapan (177)
Amazon (1559)
総評 (1829)
総評星4.56で評価数は、1800以上。はい、言うまでもありません。高評価です。レビュー数も多く、評価も高いので、面白いと思ってもらって問題ありません。
ただラブコメにはね。好みというものがあって、多くの人が好きでも一部の人には最悪になったりするものなのです。
というわけで、次は、実際にあった口コミをいくつか紹介していきます。
良い口コミ
良い口コミをまず紹介していきます。可愛い!という声が多かったです。
他のラブコメとは、違う!
今まで読んできたものとは明らかに違うように感じた。設定から他の作品とは、頭一つ抜けてると思う。今後の展開に期待!
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんのレビュー ブックライブ
読みやすい!
ラノベ初心者にオススメ!!
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんのレビュー ブックライブ
内容が分かりやすくて読みやすい!
なによりもアーリャさんがかわいいです!
女の子から見ても可愛い
最高に良い。政近という男がたまに頭の切れるやつというのがよかった。どこでも目立つほどの有能なやつだったり、生徒会長であったりしてはいまいち本の世界に入りきれなかっただろうと思う。そして女の子がツンデレなのはよりいい。女のわたしから見ても可愛いとしか言いようがない。
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん ebookjapan
楽しい
1年以上席が隣りどうしのロシア系才女のアーリャちゃんと久世くんの日常生活の話。ロシア語でデレてる部分を分かりやすく鉤括弧を使い分けてわかりやすく見てて楽しいです!時間潰しにおすすめです
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん【コミックシーモア】
ヒロインが魅力的!
デレかたが可愛く少しポンコツに見えるでもクールな所もあるそんな魅力的なアーリャさんがとても良かった。それ以外にも主人公の見栄えするシーンや会話も面白く読み応えがあった。
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんhonto
設定が天才
初めに言うと文章はお世辞にも上手と言えませんが、ロシア美少女が主人公にだけ分かる言葉でこっそりデレが漏れるというラブコメシステムは天才的です。
Amazon 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
そのお陰で毎回ニヤニヤが必ず入っており、これがずっと続くだけで面白いんだ!と、ストーリーラインを面白くするのとは別軸の良さがあってかなり新感覚です。
インスタントとして非常に強力なラノベをありがとうございました!
悪い口コミ
次は、「ロシデレ」の悪い口コミを書いていきます。ありきたり、ロシア要素がないという批判が多数…。
ありきたりなラブコメ
ロシア語でヒロインがデレる。
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんのレビュー ブックライブ
という観点以外はありきたりな学園ラブコメという印象。
生徒会メンバーや他のヒロインの魅力が少し足りないように感じた。
厨二くさい
主人公の仕草にいちいち厨二病感を感じて痛い。文章も体言止めや鉤括弧のセリフを多用しているので、こういう本を読んでいると文章力が下がると思う。
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん ebookjapan
ロシア要素どこ?
内容は他作品のラブコメと変わらない、なんなら他作品より劣ってました。ロシア要素も全くないし、正直酷い
Amazon: 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
なぜこんなに好評なのか謎すぎる
ありえない、キモイ
作者の趣味全開。ただハーフの女がロシア語でデレて男がそれを聞き取れるってだけ。
Amazon: 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
私もハーフだけど急に英語を話すなんてことしたことないし、周りのハーフの方でやってる方も見たことない。現実から離れすぎていてその距離感が気持ち悪い。ありえんw
【ロシデレ】のここが不評!
ロシデレは、一部の方から批判を受けています。どのあたりが面白くないのか、不評なのかサクッとまとめていきます。
- ロシア要素がない
- ありきたりなラブコメ
ロシア要素がない
タイトルにも「ロシア語」という言葉があるように、ロシア要素に惹かれて読もうと考えたら…。途中からロシア要素がゼロに。
ロシア語を勉強したい、ロシアについて興味があるなどの理由で読むとショックを受けます。
実際にあった不評で面白いものがあったので、ちょっと紹介。
1話試し読みの時点では、キリル文字にフリガナふられてロシア語が出てくるもんだと思うじゃないですか?
Amazon: 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
出ないんですよ。2話以降。【これはロシア語で言ってます】って感じで書かれるんですよ。いやアイデンティティ消失かよ。機械翻訳でもいいんだよ、ロシア語喋れよ。どっかのクド○ふたー見習えよ。学園でいちゃつくタイプのラノベなら数十万冊ある中で、この本を手に取る理由は?そう、ロシア語だよ。キリル文字だよ。僕と同じことを考えている人は、是非ともその辺を語考慮の上でお買い上げを。
レビューの中で一番笑いました(笑)。確かにロシア語の要素を求めて、買うと期待はずれかもですね。
ありきたりなラブコメ
ロシア語のヒロインがデレる。ロシア要素が無かったら、普通のラブコメ。間違ってはないです。「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間されていた件」や「久保さんは僕をゆるさない」などのかなり似ています。
加えてロシア要素もほぼない…。ストーリーの大筋が、似ている作品が多いため、ちょっと新鮮味に欠けるのかもしれません。
めちゃめちゃラブコメを見ている方には、退屈かもです。
【ロシデレのここが魅力!】こんな人におすすめ!
ロシデレの魅力、ロシデレの良いところを踏まえて、こんな人が読むと面白い!というのをピックアップしていきます。
- デレ系の甘いラブコメが好き
- 一途な恋が良い
- 一味違うラブコメが読みたい
- とにかく可愛い物語が読みたい
デレ系の甘いラブコメが好き
マッジで甘々のラブコメが好きな方におすすめです。ずっとヒロインのアーリャデレています。可愛いラブコメ、優しいほのぼのとしたラブコメが好きな方は、ハマると思います。
私も「うおっ!いいじゃん!」ってなりました。ここだけの話、授業中に読んでいたらニヤニヤが止まらなくて、キモイ人になりました(笑)。
可愛くて、デレる、ホットケーキにメイプルシロップをかけるくらい甘党な方は、見るとより幸せでしょう。
一途な恋が良い
ヒロインも主人公も一途です。ちょっと、ちょっとだけドロドロしそうなところもあります。しかし胸糞が悪くならないタイプのハーレムです。むしろなんか嫉妬しちゃって可愛い~って感じです。
そして主人公が基本的に一途なので、あんまり好感度が落ちません。
周りに左右されず、一途な恋を読みたい方におすすめ。
一味違うラブコメが読みたい
ロシア語でデレる、という唯一無二の設定。ロシア語のおかけで、二人の秘密の会話。2人だけが通じる想いを共有している感じが出ています。例えるなら、自分と兄貴しか知らない泉のほとりで、釣りをしているイメージです。
確かに主人公がモテモテで、本当はすごい的なストーリーは、ありきたりですが。それでもヒロインの可愛さや、流れがとても素敵です。
少しだけ味の違うガムを噛みたい方にはもってこいです!
とにかく可愛い物語が読みたい
本当にヒロインが可愛らしいです。乙女な私が言うのだから間違いありません。間違いなく可愛いです。完璧なところに穴がある、デレるギャップがもうクリーンヒット。
ヒロインが可愛い、可愛い作品が読みたい方におすすめできます。
【ロシデレ】を無料試し読むするには
【ロシデレ】は、e-bookjapanなどの電子書籍サービスで無料試し読みをすることが出来ます。
そしてもともとなろう系ですので、「小説家になろう」で読むことが出来ます。ただ書籍として出版されている「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」とは、大きく異なります。
そのためなろう系の作品でも、書籍でも楽しむことが出来るでしょう!詳しくは、こちらに記載してあります。
可愛っ!ロシデレを読んでみたら…
最後にロシデレを読んでみた感想を書いていきます。まず各要素を評価するとこんな感じになります。
ラブコメ度
可愛さ
ギャグ
ストーリー
まずラブコメとしては、まずまずです。というのも、やはりロシア語でデレる、というのが久世本人に伝わっていない点にあります。(実際は、久世は気付ていますが。)
そのためアーリャが一方的にデレて、読者がニヤニヤする、という構図になっています。恋愛のドキマキしたラブコメ度は、低めになります。
次に可愛さですが、もう語る必要ないです。読んだら、もうね。分かります。
続いて、ギャグ。正直ギャグ要素は、薄いです。ちょっと面白い、クスっと笑ってしまうくらいの面白さはありますが。思わず口角があがるほどのギャグはないと感じました。
最後にストーリー。確かにありきたりだけど。ふっつうに面白いです。生徒会の絡みやアーリャのお姉さん。ラブコメにありがちな日常系ですが。そんな日常でも輝いて見える。ああそうか。これが青春か。
まとめ
「ロシデレ」の評価を簡単にまとめてみました。口コミ、感想などを踏まえると、素敵な作品だということが伺えますね。
「ロシデレ」を一言で表すなら、秘密の可愛い物語って感じでしょうか。アニメ化も楽しみです。
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