継母の連れ子が元カノだった 結女と水斗が別れた本当の理由

ラノベ
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中学卒業を期に別れた伊理戸水斗と綾井結女。しかし高校生になった二人は、再開してなんか険悪な雰囲気です。

水斗と結女は、傍から見たら仲良さげです。加えて中学の時も別に普通のカップルでした。しかしどうして別れてしまったのでしょう。

この記事では、結女と水斗が別れた本当の理由を解説していきます。

結女と水斗が別れた本当の理由
  • 結女に友達が出来て、水斗が幻滅したから
    • 水斗が結女に対して壁を作ってしまったから。
  • 別れた本当の原因は、水斗にある。

結女と水斗の出会い

まずどのような経緯で結女と水斗は出会ったのか。実は、結女の目線と水斗の目線で出会いの形が異なります。

二人とも同じ学校ですので、多少関わりがありました。しかしちゃんと個人として認識した出来事があります。

  • 結女は、数学のテストを通して、水斗に出合う。
  • 水斗は、同族意識があり、林間学校で初めて結女を認識する。

結女視点の出会い

結女視点の出会いは、中学2年の中間テストから期末テストです。おおよそ、梅雨から夏の間です。

結女は、超がり勉で、勉強を得意なものとしていました。特に数学が得意で、数学に関しては、誇りをもっていました。ちなみに数学が得意になったきっかけは、「推理小説で読んだ理系のキャラクターが格好良かったから」です。

しかし数学の得意な彼女は、2年の1学期中間テストにある数学で敗北しました。敗北した相手が水斗だったのです。

それまで結女は、多少水斗のことを認識していましたが。このテストで結女は、きちんと出会ったと考えています。

参考:元カップルは競い合う。「馬鹿にしないでよっっっ!!!!」

水斗視点の出会い

水斗視点の出会いは、中学2年生5月にある林間学校です。水斗の方が出会いの認識が少し早いようですね。

林間学校の昼間にカレーを作る際、結女は、材料をもらい損ねました。そこで水斗は、要領の悪いぼっちである結女を助けました。

すると、夜に結女は、わざわざ水斗のいるところへ行き、お礼を言ったのです。このときに水斗は、結女という女性をきちんと認識しました。

ただ水斗は、出会いではなく、すれ違いと考えているようです。

参考:元カップルはお泊まりする。「どういたしまして」

結女と水斗が付き合ったきっかけ

結女と水斗が付き合ったきっかけは、2年の期末テストの終わった頃。夏休みでの図書館の出来事です。しかもめっちゃべたな出会いです。

結女が本を取れないでいると、水斗が取ってあげたのです。そこで水斗が結女にこのように言って、結女は初恋をします。

「――……それでか、あんなに数学の点がいいのは」

ただ高校生になった結女は、

 「私だけがあなたを見て、あなただけが私を見てくれるんだって――勘違いをした。」と語っています。

  • 結女と水斗が付き合うきっかけは、図書室の本です。
    • 結女は、数学のテストの一件で恋に落ちました。
  • 告白は、結女からです。ラブレターを水斗に渡して、付き合うことになります。

告白から付き合うまで。

結女と水斗、どちらが先に告白したのかというと。結女です。

中学2年2学期の初日の一日前のこと。水斗は、結女からラブレターを貰います。そして、その場でラブレターを読み、返事をします。

こうして、二人は、カップルになったのです。

参考:元カップルは入学する。「寂しかったか?」

結女と水斗が別れた理由

記事の本題に入ります。

結女と水斗が別れたのは、すれ違いを起こしたからです。すれ違いが徐々に多くなり、別れることになったのです。そして結女と水斗がすれ違いを起こしたのは、それぞれ別の原因があります。

結女視点では、浮気。水斗視点だと結女の友達です。

  • 水斗は、結女に友人が出来たことに嫉妬して、すれ違うようになった。
  • 結女は、水斗の浮気現場をみて、大きなショックを受け、距離が離れていった。

別れた理由 水斗視点

水斗が結女と疎遠になったのは、結女の友達が原因です。水斗は、結女の友達に嫉妬してしまったのです。そのせいで、結女に対する態度がひどくなり、破局したのです

 「ああ――君も、そっちに行ったのか。」と。

ただ水斗は、嫉妬したことに関して謝罪を結女に対してしています。加えて、結女は「仲がおかしくなる原因が友達なら、その輪に水斗を入れれば、良い」と考えていました。

でも水斗は、出来なかったのです。そのせいで、すれ違うことが多くなり、もう修復不可能なところまできて、別れたのです。

参考:あのとき言えなかった六つのこと 「君は、すごい奴だよ」

別れた理由 結女視点

結女視点だと水斗が浮気をしたから、破局したと考えています。浮気と言っても、水斗が図書室に結女以外の女性を連れてきており、話していただけです。

しかし水斗とその女性の会話が結女にとってとてもショックだったのです。

「――伊理戸くんって、彼女とかいるの?」

 「――え? いや……。」

この会話に非常にショックを受けて、少しずつ距離が離れていったのです。ちなみにこの「いや」は、彼女がいないことを否定しているわけではないです。

そして水斗は、浮気をしているのではなく、図書委員の人を話をしていただけです。

参考:元カノはやきもきする。「はあああああ~~~~~っ!?」

結女と水斗が別れた本当の理由

別れたきっかけは、結女の友人と水斗の浮気です。

しかし別れた本当の原因は、全て水斗にあります結女にも非はありますが、大きな原因は水斗にありいます。

水斗のプライドが大きな原因で別れたのです。友人を作った結女に対して、壁を感じてしまったから。

  • 水斗は、結女に同族意識があった。
    • しかし結女は友人を作ってしまう。
  • 水斗は、結女との間に壁を感じてしまった。
    • 関係の修復をしようとしなかった。

別れた本当の理由①

まず結女に友人が出来たことで、水斗は疎外感を覚えます。そのため結女との間に壁を感じ、仲が可笑しくなったのです。

つまりは、水斗が一方的に結女に対して壁を作ったのです。水斗は、結女と同族意識のようなものがあったのに。それがなくなったため、結女に友人が出来て、壁を作ってしまったのです。

水斗は、友人がいないことを可哀そうなことだとは、思っていません。そのため結女に友人がいないことを憐れまれて、嫌だったのでしょう。

参考:あのとき言えなかった六つのこと 「そうかもな」

別れた本当の理由②

関係が壊れる前に、修復できる機会は、いくらでもありました。3年の夏休み前や、夏休み後です。

結女は、関係の修復を試みようとしているのに。水斗は、そっけない態度をとり続けてしまったのです。水斗の中では結女との間に大きな壁があったのでしょう。

関係の修復が出来たのに、水斗は修復しようとしなかったのです。

3年の夏休み前

3年の夏休みの前。久しぶりに休日にデートに行きました。

そのとき、結女は関係の修復を図ろうと気合を入れてデートに臨みました。そこで水斗が何か言えば、良かったのに。「可愛い」の一言も言うことが出来ず、関係が修復できなかったのです。

参考:あのとき言えなかった六つのこと 「可愛かった」

3年の夏休み後

また一度も会わなかった夏休み明け、結女は水斗に挨拶をします。そして結女と水斗は、このようなやりをします。

結女:「――……えっと。宿題……終わった?」
水斗「――うん。用事がなくて、暇だったからね」

水斗のセリフは、夏休みの間に結女と出会わなかったことを揶揄している言葉です。つまり皮肉を言っているのです。「君と何もしなかったから宿題が終わったよ」と言っているのです。

結女の一言に対して、もう少し他の言葉をかけていれば、関係の修復は、防げたはずです。

参考:あのとき言えなかった六つのこと 「ごめんな」

まとめ

二人が別れた大きな理由は、水斗にありました。水斗が結女に壁を感じてしまったがために、関係が可笑しくなったのです。

そのため水斗がもっとひねくれた性格をしていなければ、関係は、保持されていたのでしょう。ただそんな水斗だからこそ。結女は、高校で再び水斗に恋をするのです。

だから一概に中学の出来事、水斗の性格が良くなかったとは、言えませんね。確かに自分にきちんと軸がある人は、素敵です。

 

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